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はこべら [俳句]

はこべらやたたずむ風にありがとう     

犬ふぐり [俳句]

犬ふぐりこの世の風に情けあり

春は曙 [俳句]

春は曙あの世夢見て吹く風よ

春雨 [俳句]

春雨や黄色い声に赤い傘

木の芽時 [俳句]

石ころの心ぬくもる木の芽時

残る鴨 [俳句]

みずうみの水がぬれるよ残り鴨

柳の芽 [俳句]

老いの目に眩しく見ゆる柳の芽     

まんさく [俳句]

まんさくの黄は嬉しき風の色

卒業 [俳句]

生は生死は死のまま卒業す

春の闇 [俳句]

モナリザが目を閉じている春の闇

春の川 [俳句]

思ひ出やゆらりひらりと春の川

彼岸 [俳句]

ヒトと云ふ生きものかなし彼岸かな

春の海 [俳句]

ゆったりと老いを生きよと春の海

春時雨 [俳句]

春時雨枯山水が目覚めけり

春光 [俳句]

春光や深呼吸する風もあり

蕗味噌 [俳句]

蕗味噌やちびりちびりと時が酔ひ 

春の海 [俳句]

渚にて風がじゃれてる春の海

 [俳句]

幸せは眠りの質にあり春だ

山笑ふ [俳句]

失念は生きる知恵なり山笑ふ

水温む [俳句]

初恋の人も七十五歳水温む

竜天に登る [俳句]

竜天に登り石女卵産む      

余寒 [俳句]

さびしさに風が会釈す余寒かな     

春霞 [俳句]

老いの今晴れのち曇り春霞

薔薇の芽 [俳句]

薔薇の芽に風が合掌詩人の死 

雁帰る [俳句]

悩みなき風の吹く日に雁帰る

命日 [俳句]

命日や息子の墓に眠る蝶

春の月 [俳句]

死ぬことを忘れて老いる春の月

春の雨 [俳句]

余命とは余白を濡らす春の雨     

雛祭 [俳句]

老妻や紅させ今日は雛祭

残雪 [俳句]

鳶が舞ひ残雪の山光りけり
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