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山粧ふ [俳句]

熊よけの鈴の音色や山粧ふ

秋深し [俳句]

鱒寿司の笹の香りや秋深し

肌寒 [俳句]

肌寒や拈華微笑す妻ありき   

木の実 [俳句]

童見て喜び落つる木の実かな

秋時雨 [俳句]

石畳歩む人あり秋時雨

鳥兜 [俳句]

鳥兜風に恋して振られけり

どんぐり [俳句]

路上にてどんぐり一つ拾いけり

紅葉(もみじ) [俳句]

手を振って風を迎える紅葉かな

星月夜 [俳句]

星月夜亡き息子の星は何処

秋の夜 [俳句]

秋の夜の苦き珈琲人恋し

夜長 [俳句]

物の怪と酒酌交わす夜長かな

新蕎麦 [俳句]

新蕎麦や山のお店の酒美味し

古希 [俳句]

古希の秋酔えば極楽即地獄

 [俳句]

風眠り柿熟す音聴こえけり

身に入む(みにしむ) [俳句]

悟りとは身に入む老いの呆け加減

紅葉(もみじ) [俳句]

紅葉浮く野天風呂の湯温かりき

天高し [俳句]

天高し水子泣くなり地の底で

秋鯖(あきさば) [俳句]

秋鯖の目の色青き日本海

鳥渡る [俳句]

逆縁の切なさに耐え鳥渡る

鰯雲(いわしぐも) [俳句]

鰯雲人には人の愛があり

秋晴れ [俳句]

秋晴れのどこで夢見る水子かな

自画像 [俳句]

自画像は湖面に映る秋の風

水澄む [俳句]

水澄むやほとけの顔の美しき

秋の声 [俳句]

天の声聴く耳で聴く秋の声

コスモス [俳句]

コスモスや囁く風に首を振り

命日 [俳句]

命日や息子の顔の昼の月

秋の雨 [俳句]

首洗い顔洗う日や秋の雨

蚯蚓鳴く [俳句]

独酌や貧しき心にみみず鳴く

木犀(もくせい) [俳句]

木犀や袋小路で風悩む

秋の雲 [俳句]

綿菓子や見上げる空に秋の雲
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